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■ライフオーガナイザー■            手しごとのある暮らしには心を豊かにする「ちから」があると思う。


by ayafamily
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■父の片づけ(続編)

少し前から実家の片づけに通っています。

父が70歳になり、体の変化を母や私も感じ始めていました。
記憶力、判断力、決断力、そして体力を使う片づけ・・・昔からあまり好きではない片づけだったので思うように進まない・・・そんな父に母はイライラする毎日。

母は片づけが好きだし上手ですからね・・・片づけが苦手な人の気持ちは理解しにくい。
私は片づけが大の苦手だった過去を抱えているので理解できます・・・私は「父の片づけは長い目で見守って・・・」と母に何度も言いましたが、母はもう待てない!!!って感じでした(笑)

父も限界を感じていたのでしょう・・・私が「手伝おうか?」と声をかけたら1つ返事で「来てくれ」と受け入れてくれました。

捨てる事から始めないお片づけが「ライフオーガナイズ」です。
片づけを始める前に父と母と話しをしました。

「私は父がこれから10年、父らしく過ごせる空間を整えたいと思っている」
父らしく過ごし、長く孫の行く末を見守ってもらいたい・・・そして、必要ない夫婦喧嘩を減らして「笑顔」の時間を増やしてほしい・・・私はそんな二人の姿を見ていたい。
その1つの方法として「空間の片づけ」があるから、一緒に作業しようと・・・。

部屋いっぱいのモノを見ながら、いくつか質問・・・。
「いつも部屋で、何をしていますか?」
「困っている事はありますか?」
「これから10年、何がしたいですか?」

細かくは書けないけど、質問内容をまとめるとこんな感じでした。

さすが左脳が強い父なので、やりたい事ははっきりしているし取捨選択の判断も素晴らしい。
どうして片づけが進まなかったのか・・・話していて分かりました。
父はモノの配置を考えるのが苦手だったのです。

細かい事を見るのが得意な左脳派は、全体像を見るのが苦手。
空間配置は右脳派が得意な分野。
ベット、机、タンス、事務用品棚・・・の配置で進まなくなっていました。
父が過ごしやすいだろうと考える家具配置を説明したら納得してくれました。

細かいモノの配置を考えるのは簡単なようで、あっという間に分類もしていました。
父が大ファンの石川さゆりさんのテレビ出演ビデオが山のようにあって・・・思わずライフオーガナイザーは絶対に言わないであろう一言が出ちゃいましたよ(笑)
「これ・・・ほんとにいるの?見るの?」

はい。ライフオーガナイザー失格ですよ。
価値観は人それぞれ・・・何が「宝物」なのか「道具」なのか・・・決めるのは片づけている本人です。特にシニアの片づけは思い出の品物が「記憶」を呼び覚ます事になるので大切です・・・捨て過ぎてはいけないのです。

ですが、私の言葉に父は笑いながら「棺桶に入れてくれ!!」と言いました037.gif
思いもよらない返答に笑いました「了解♪じゃー棺桶に入れるわ!!」と返しておきました。
こんな話が出来て本当に良かったなあ・・・と後でしんみり感じました。

こんな笑いながらの片づけはお互いが元気だから出来るのです。
いつまでも元気でいてくれると思っていても、年齢を重ねている事は確かです。
「今だから出来る事」「元気だから言える事」
先を見通し俯瞰しながら、今を大切に過ごしたいと思っています。

今日もお付き合いありがとうございました。



















by n-family-ayako | 2014-06-17 23:23 | ■お片づけ・オーガナイズ