■ひとくち「32回」噛む
2014年 02月 19日
子どもを出産してから、いつも時間におわれてかなりの早食いになっていました。
子どもが成長してゆっくりと食べられるようになったのに、よく噛んで食べる習慣にはチャレンジしても3日坊主続き・・・胃腸に負担がかからず体に良いと思っても続きませんでした。
歯科矯正が始まって、装置やワイヤーで口の中に傷ができたり、痛くて噛めなかったり・・・不便があってから、ゆっくりと噛む日が続くようになりました。
ですが、口の中が順調だと・・・またよく噛まずに飲み込む癖が復活
習慣になるまでには何事も3週間かかると言いますが、苦戦している日々でした。
一般的に食事はひとくち「30回」噛むと良い・・・と言われていますね。
先日、ご紹介したという本の内容に心が動かされました。
イギリスで4期に渡り首相をつとめられたウイリアム・エワート・グラッドストン氏は84歳の時に辞任されたそうです。
そして首相を辞任後、85歳の時に新聞記者からの
「85歳にもかかわらず、何をしてそんなにお元気なのですか?」
という質問に次のように答えられたそうです。
「天からわたしたちは32本の歯を与えられた。だからその歯をすべて使うつもりで32回噛むようにしている。子どもたちにもこれを言い聞かせ、守らせるようにしている」
ひとくち30回噛むというのは、いつから始まったのだろう・・・という疑問が生まれ、調べられた結果、この発言にたどり着いたと本には書かれていました。
理論的に30回噛む事が健康に良い・・・と知っていても実践できなかったけど、与えられた32本すべての歯を「大切に使う」と考えると32回噛むようになっていました。
これは理論的な「左脳」だけでなく、感情の「右脳」にも響いた結果だと感じました
超早食いの息子にも本を読んでもらいました。
「32本の歯をすべて大切に使おうね」
と話すと、いつもならカラ返事の息子が静かに頷いていました。
まずは、食べ始めのひとくちを「32回」噛むことからのスタートです。
よく噛むと早く満腹感が得られるので食べ過ぎを防ぐ事ができますね。
そして、よく噛む事で唾液が多く分泌されます・・・最近の研究では唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素には、老化を促進させる大きな問題となっている活性酸素を除去する働きが分かったそうです
唾液そのものにとても有効な成分が多く含まれている事が最近ではテレビでも新聞でも書かれていますね・・・小さな頃、転んで擦り傷を作ったらおばあちゃんが「つばつけといたら治る!」と言っていたのはホントだったのかもなぁ・・・とちょっと嬉しく思いました
何を始めるにしても、何を続けるにしても・・・自分が好きだと思う「考え方」に出会えた時は、目からうろこが落ちたように心が動かされます。
今日もお付き合いありがとうございました。
子どもが成長してゆっくりと食べられるようになったのに、よく噛んで食べる習慣にはチャレンジしても3日坊主続き・・・胃腸に負担がかからず体に良いと思っても続きませんでした。
歯科矯正が始まって、装置やワイヤーで口の中に傷ができたり、痛くて噛めなかったり・・・不便があってから、ゆっくりと噛む日が続くようになりました。
ですが、口の中が順調だと・・・またよく噛まずに飲み込む癖が復活
習慣になるまでには何事も3週間かかると言いますが、苦戦している日々でした。
一般的に食事はひとくち「30回」噛むと良い・・・と言われていますね。
先日、ご紹介したという本の内容に心が動かされました。
イギリスで4期に渡り首相をつとめられたウイリアム・エワート・グラッドストン氏は84歳の時に辞任されたそうです。
そして首相を辞任後、85歳の時に新聞記者からの
「85歳にもかかわらず、何をしてそんなにお元気なのですか?」
という質問に次のように答えられたそうです。
「天からわたしたちは32本の歯を与えられた。だからその歯をすべて使うつもりで32回噛むようにしている。子どもたちにもこれを言い聞かせ、守らせるようにしている」
ひとくち30回噛むというのは、いつから始まったのだろう・・・という疑問が生まれ、調べられた結果、この発言にたどり着いたと本には書かれていました。
理論的に30回噛む事が健康に良い・・・と知っていても実践できなかったけど、与えられた32本すべての歯を「大切に使う」と考えると32回噛むようになっていました。
これは理論的な「左脳」だけでなく、感情の「右脳」にも響いた結果だと感じました
超早食いの息子にも本を読んでもらいました。
「32本の歯をすべて大切に使おうね」
と話すと、いつもならカラ返事の息子が静かに頷いていました。
まずは、食べ始めのひとくちを「32回」噛むことからのスタートです。
よく噛むと早く満腹感が得られるので食べ過ぎを防ぐ事ができますね。
そして、よく噛む事で唾液が多く分泌されます・・・最近の研究では唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素には、老化を促進させる大きな問題となっている活性酸素を除去する働きが分かったそうです
唾液そのものにとても有効な成分が多く含まれている事が最近ではテレビでも新聞でも書かれていますね・・・小さな頃、転んで擦り傷を作ったらおばあちゃんが「つばつけといたら治る!」と言っていたのはホントだったのかもなぁ・・・とちょっと嬉しく思いました
何を始めるにしても、何を続けるにしても・・・自分が好きだと思う「考え方」に出会えた時は、目からうろこが落ちたように心が動かされます。
今日もお付き合いありがとうございました。
by n-family-ayako
| 2014-02-19 05:52
| ■暮らし